All I need is one sun

日常を日常らしくするためのライティング。

HOW TO LIKE ME

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例えば

もっと自分のことを褒めてあげることができたら

 

そう悩んだことはないだろか

 

私は結構頻繁に

 

この壁にぶち当たることがあるのだけれど、そういう時ってどうやって対処して良いかわからない。

 

頑張った自分を褒める方法、知ってる人がいたら

 

こんな方法、ありますよ。してますよ。っていうのがあったら教えて欲しいな

 

 

自分のことを

たくさん好きになって

そんな自分を好きになってくれた人を

存分に愛してあげたい

 

そんな人生を送ることが

 

今の私の目標です。

 

 

 

 

 

 

 

てな訳で

 

そんな私が、友人と新しいことを始めそうな予感です。

このページが無事に更新されていけば、なんかめちゃくちゃ面白いことになりそうな予感がします。

↓↓↓↓↓↓

https://note.mu/howtolikeme/n/n121a766f2606

 

 

最近の私

何してるかというと、まあ相変わらずラッパーの音楽を聞いて癒され

映画見て、アニメ見たり、寝たり、写真とったりしてます。

 

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【お噺】なんだかとってもいい気分だ。

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小さい頃から本を読むことが好きだった

 

母親に

 

「本を読みなさい。本はあなたの心を豊かにするから」

 

そう言われて以降、小説も詩も、哲学書も、本ならばとりあえず手にとって読んでみた。実際母親の言葉は正しくて、同年代の奴らよりも多くの知識を手に入れることができたと感じるし、単純に頭良くなった気分になった。

 

本と教科書は違う。

正直、学校の教科書に書いてあることはよくわからなかった。

内容も面白くなかったし、興味が持てなくなった。

次第に学校に行く意味もわからなくなったし、

勉強も億劫になった。

 

本のおかげで言葉のボキャブラリーが増えたおかげか

どんなに先生に叱られても、

それをいい負かせるほど口が強くなった。

 

言葉が多いやつが無敵だと思った。

 

学校は無駄だし、

学校に通わないとまともに働かせてくれない社会もゴミだと思った。

 

学校に行く時間があれば、

同じようにそこが無駄だと思う奴らとつるんでたほうがましだった。

あいつらは、遊ぶ楽しさを知ってるから、”楽しい”場所にいくらでも連れてってくれた。

ただ、あいつらは頭をはたらかせようとしないバカだったから、あいつらの話は超がつくほどつまらなかった。

 

そんな僕も

とうとうこの先の選択をしなければならない年になった

 

勉強もできない

出席日数も足りない

 

行くあてもなく、希望もなく歩いてた俺が

あの日であったのは、歌だった。

ただの歌じゃない

 

ラップだった。

 

単純なリズム音に載せられた言葉の渦。

その渦を脳が受け止めようと必死になった。

一度聞いただけでは聞き取れないほどの渦が

なぜか気持ちが良かった。

渦なのに、きちんとしているから、これはむしろ波なんだと理解した。

 

僕がその波に乗れてないだけだった。

 

あの波に乗れたら、どんなに楽しいだろうか。

 

それが、

全ての始まりだった。

 

全部を捨てて、

マイク片手に生きていくことを決めてから

 

両親は戸惑い、先生は呆れた。だけど、バカなあいつらはかっこいいって言ってくれたし、何より仲間ができた。

それが幸せだった。

 

 

今日、

大きなステージに上がる。

 

このステージがこの先の僕の未来を大きく左右させることになるだろう

緊張する。

 

 

 

心臓が爆発しそうなくらいだ。

 

それなのに、

この気持ちはなんだろう

すごく心地いんだ。

 

なんとかなる気がする。すごくいい気分だ。

 

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私の大好きなラッパーNucksalの記事を書く機会をいただけました。

 

まさか、

自分の好きな、尊敬する人を紹介することができて

それでお金がもらえるとは思っていなかったので

この機会を与えてくれた全てのひとに感謝がしたいです。

 

今回はNucksalが「show me the money6」のファイナルで披露した曲をテーマに”お噺”を書きました。

 

もう少しオリジナル性の高い物を書こうとしたんですが

なにぶんNucksalの書く詞があまりにも素晴らしくて

ここから新しく何かを生み出すくらいなら

もう、ラッパーを主人公にした”お噺”を書こうと思い、こういう結果に。

 

完全に私の空想なのですが

Nucksalって本当に

小さい頃から本たくさん読んでそうだなって思ってこうなりました笑

 

彼の曲はどれも素晴らしいので、ぜひ聞いてみてくださいね。

 

 

【お噺】今日はひとりにして欲しい。

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仕事でミスをした。

 

幸い会社に損害はなく、取引先との仲に溝が入るようなこともなかった。

 

今日は定時で上がれる、そう思って片付けを始めようとした時偶然、営業終わりの先輩に声をかけられたから気づけた。

 

「●●社からの案件どう?納期まであと3日だけど。」

 

全身の毛穴から汗が溢れ出るかのような勢いの焦燥感が身体中を支配した。

声を出そうにも口からはヒューヒュー空気の音しかしなかった。

 

完全に忘れてたのだ。

そういえば、このあいだの定例会で、納期が5日早まることになったと言われたのだった。会議用のノートにはメモしたが、デスクに置いてあるミニカレンダーにそれを記入しないまま、今日を迎えていた。

 

慌てて、スケジュールを組み直して、なんとか3日後までに納品できるようにまとめることができたが、定時から1時間経ってもデスクにべったり張り付いて、目を泳がせながら仕事している俺を周りはどんな目で見ていたのだろうか。

 

ひと段落ついて、既に8割以上の人間が後にしたオフィスを眺めながら、そんなことを考えた。

 

バカなやつ。

 

そう思われただろうか。

 

いや、でも仕事でコケた訳ではないし、現状スケジュール通りに軌道修正できている訳だからミスではないはずだ。

 

にも関わらず、あの時感じた羞恥心と孤独感はなんだったのだろう。

あの瞬間、どうか誰も俺のことを見ないでくれと叫びたくなったのは何故なのだろうか。

 

今日は定時に上がれるはずだった。

毎週欠かさず見ていた、お気に入りのバラエティ番組を家で見ながらコンビニで買った缶チューハイに、シェフ監修って小洒落たシールが貼ってある150円そこらのプリンを食後のデザートに頂こうとした呑気な自分

 

その自分が当たり前にくると思って

納期が早まったことも忘れて

のうのうとプリンを食おうと思ってた自分が

多分、むちゃくちゃダサいやつだなって思ったんだ

 

会社に損害を与えるほどのミスをしでかしたとかでもなく

人からバカなやつって思われたとかじゃなく、

自分が「バカなやつ」なんだと認識してしまったことが

 

何よりも

俺を

如何しようも無い気持ちにさせたんだ。

 

この恥ずかしい自分を慰めて欲しい。

バカだなっお前って背中を叩きながら、笑って欲しい

 

そしたらきっと俺も楽になれるんだ。

 

そのくせに、会社から帰路にたった今も、友人や会社の同期に連絡をとる訳でもなく、1人で静かにそっと歩いている。

 

わかってるんだ

 

今日は1人でいたいんだ。

 

今日はきっとそんな日だ。

 

大丈夫だよ、それくらいって誰かに言って欲しい

 

けど

 

それができないし、しないのは

 

その優しさが怖いから

 

今日だけは、1人でいたい。

 

明日には誰かと酒を交わしたっていい

 

だから今日だけは

 

 

 

今日だけは

 

 

 

 

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Groovy roomという韓国の音楽プロデューサーがいるのだけれど、

その方達を紹介する記事を書く機会をいただきました。

 

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彼らの曲の中で

 

私のお気に入りは

 

「오늘은」っていう曲なんだけど、この曲のサウンドはもちろん良いんだけど

歌詞が何よりも好きで

 

今日は

この曲をテーマに「お噺」を書きました。

 

主人公は、どこかの会社の会社員。

職業とかは読む人によって想像してもらえたらと思います。

 

 

 

ロックって最高にロックって言葉が最上級の褒め言葉だと思ってる。

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ロックミュージックが好きなんですよ。

 

実は。

 

HIP HOPが好きなんだけど、10代はもうずっとロックばっかり聴いてきて

日本のロックはもちろんだけど、

やっぱり好きなのはBeatlesとか、deep purpleとか、Rolling stonesとかoasisとかbon joviとかが好きで

 

年齢は全然ごまかしてなくて23なんだけど(今年24なのにあえて若く言う)

10代の頃はもうおじちゃんになっちゃった海外バンドの過去のライブ映像とかをyoutubeで漁るほど見てたんだよな〜〜とか今思うとめちゃくちゃサブカル臭漂うガキンチョで恥ずかしい、、、。

 

もちろん、最新のバンドとか

マイナーなバンドとかも聴いてたんだけど、

色褪せた映像の奥で今とはかけ離れたファッションスタイルでステージに上がって

颯爽と歌う姿がむちゃくちゃかっこよく見えて、どぶのようにハマって行った10代でした。

 

この時、古着も大好きで、

地元が古着屋さんが多い町だったから余計

古着を着ることに抵抗もまるでなくて

地元の見知った道を歩きながら、david bowie聴いて歩いちゃうみたいな

サブカルも好きで、マッシュヘアでギター背負って歩いてた

 

何が話したいかと言うと

ボヘミアン・ラプソディ」について今更ながらブログに書きたいと思ったんですよ。

 

母親がQueenが好きで、

あの映画が公開した時からそれはもう家で煩くて

何がうるさかったって、行くか行かないかでずっと悩んでて。

気になるなら行けばいいって言うと、拗らせてるのか

行ってショック受けたりしたくないから、口コミとか見てから、、、ってずっと出し渋ってて、私はその姿を見ながら、まあ、Queenは私通らなかったし、いいかって思ってた身でした。

 

後に母親は「ボヘミアン・ラプソディ」をついに見ることになるんだけど

案の定、号泣したらしく、知らぬうちに3回も見ていて、家にあるQueenのアルバムをわざわざ倉庫から取ってきて、流し始めたり、家のTVでQueenのライブ映像見始めたりする始末でした。(私も一緒に見た。)

 

かく言う私はというと

母親が見た後に、これは映画館で見ないと一生見ないなって思い、見ることになりました。

 

正直、あんまり期待はしてなかったんだけど

終盤は気がついたら目から涙がこぼれ落ちてて、感動っていうのがしっくりくる映画でした。

 

その時

思ったのが、私、感動して泣きながら、悔しくて泣いてるなっていうことに気がついて

 

母親はこの映画を見たときに

昔を思い出して涙が止まらなかったって言っていて

その言葉がすごくすごく羨ましかったんだなって思うんです。

 

あの映画を見てるときの私は10代の頃

家のパソコンで昔のライブ映像を漁って

画面の奥にある空気に憧れて胸を高鳴らせていたあの時間と変わらないと思って

 

見た人はわかると思うんですけど

ラストのライブシーン、あれめちゃくちゃ有名なライブ映像じゃないですか

私でも昔見たことがあるレベルで

母親はあれ、多分若い頃会場にはいなかったにしても、あの映像を知ってて

それの再現って考えるだけで震えるんだろうな〜〜

Queenと一緒に歳を重ねて、その年月噛み締められるっていいなあ〜〜〜って

それがすごい羨ましくて

 

何で

私は一緒に年月を重ねられなかったんだろうってどこにもぶつけられない悲しさが溢れて、映画を見て

 

今思えば、私が今生きてるこのときにも

音楽は山ほどあって

未来のQueenになるかもしれないアーティストもいるはずなのに

それがわからなくなるくらい、”昔”に対する憧れって拭えないんだなと改めて感じさせられた映画でした。

 

この曲がアカデミーでもいくつか賞をとって

それほどまでに完成度が高い作品で

 

もちろん私も大好きな映画なんだけど

きっとこの映画はいつまでも

私の10代の頃の気持ちを思い起こさせるタイムマシンになるんだろうな

 

 

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孤独を感じてしまったら

 

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1人で居て

 

孤独を感じたら、音楽を聴いたり、いつもは観ない映画をチョイスしてみたりして

 

1人の時にしかできないことをしてみる。

 

そうすると、

1人でいるのも悪くないかもなって思ったりする。

 

 

自由に生きることが自分のモットーだった私。

 

ストレスを貯めると、体重が重くなったみたいに動けなくなる私。

 

好きなことを

 

好きなようにできる場所。

 

そこで生きていくことを選択し続けてきたからこそ、

 

周りとは違う道だとしても、クレイジーな人だと指を刺されたとしても

 

それでも、私の心は満たされていて

 

背中に生えた羽は空高くまで飛び立つ準備バンタンなの

 

今、

 

私が韓国にいるのは

 

韓国のまちが好きで

 

ひとが好きで

 

においが好きで

 

ごはんがおいしくて

 

お洋服がかわいくて

 

音楽がうつくしくて

 

映画が心をうるおしてくれるから。

 

 

言葉がわからない

 

十分に話せない

 

大丈夫、それでも人と人だから

 

コミュニケーションは取れるはず。

 

同じ言語でも

 

会話ができない時もあるから

 

違う言語でひと言でも

 

意味が通じた時

 

めっちゃくちゃ嬉しくなるでしょ?

 

嬉しいだけ拾って

 

少しずつ

その一歩を踏み出して行けばいいと思う。

 

 

もし、

 

それでも孤独が辛くなってしまったのなら

1人が寂しいと思うなら

 

音楽を聴こう。

HIP HOPを聴こう。

彼らの曲は、彼ら自身だけじゃなくて、聴く人の心を奮い立たせる力があるから。

 

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韓国ではこの曲CMで何度も何度もながれてるよ。

 

Engine 켜 before you’re outta time

끝까지 밟아봐 길 잃어도 터널 밖은 밝으니까

Engine 켜 before you’re outta time

끝까지 밟아봐 길 잃어도 터널 밖은 밝으니까

 

サビ部分のこの歌詞が背中を叩いてくれるようで

エンジンを切ってアクセルを踏み続けること、そのことにどれだけの勇気がいるのかっていうより、それ続けた方が絶対いいでしょ?って明るく諭してくれるところ

ジェボムらしいというか、AOMGらしくて凄く好きだし。

CMで流れるたびに励まされてる。

 

あと

ウォンジェのパート、めちゃくちゃ良くて私歌詞見たとき

1回泣いたくらいよかった。

ウォンジェくんの偽りのないまっすぐな歌詞、ラップに載せると気持ちよく耳に入って心に溶け込んでくるから、ファンになるなって思う。(ライブ行かなかったの後悔はしてないけど。)

 

学校ぐらし

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日本にいると学校がなんのためにあるのかわからなくなる瞬間がたまにある。

自分は、両親から「この学校に行け!」とか「大学に進学しろ!」とか一度も言われたことがなくて、自分の意思で進学することを選択して、行きたい学校を探した身だから偶に学生が”就職するため”だとか”とりあえず学校には通っている”って話しているのを聞くとなんだか悲しくなってしまうことがある。

 

でも、彼らがいう意味もわかるのだ。

なんとなく、人生のレールのようなものがあって

それが無意識のうちに頭の中にあって

心を支配していく。

 

それは

両親がきっかけだったり、親しい友人だったり、尊敬する人がそう話してくるから気がついたら、学校に行くことが、大学に進学することが、就職することが人生のゴールになっていく。

 

人生のゴールとはなんだろうか。

夢を叶えることか、目標を達成することか、大金持ちになることか、家庭を築くことか。ゴールは人それぞれ違うだろう。にもかからず、ゴールに向かっていくレールが同じであると考えるのは何故なのか。

私たちが当たり前のように感じていた、レールはそんなにも強力なのか。

中学を卒業して、高校に通って、大学受験をして、大学を卒業して、就職活動をするこの1本のレールが無敵なのか。

人のゴールがその人の数だけあるはずなのに、1本のレールに固執する必要はどこにもないように感じてしまう。

 

そういうのはお金がある人が言うことだ。

とか

自由に生きることが許されてる環境だから。

とか言う人もいるだろうが(偶に、女だからそう言うことが言えるんだと言う人もいるが)

本当にそうなのだろうか。

 

うちの家族は言うほどお金持ちな訳でもない。

確かに、大学まで進学させてくれたからある程度の収入が見込める家なのは確かであるが、言ってしまえばうちの両親は大学を出ていないし、会社員でもない。

父と母は冠婚葬祭用の服しかスーツは持っていないはずだ。

まあ、うちは子供が家を継ぐ必要もないし、両親に過度な期待を受けて育っていないから、どちらかと言うと野放し飼育を受けてきて、その分全てが自己責任だったのが強いのかもしれない。

 

行きたいところ、欲しいもの、全ての選択は自分自身が行い、お金は自分の力で手に入れ、知識は自分の時間を割いて培うものだった。

その分死ぬほど後悔もした。これは私の弟も同じ経験をしただろうと今は感じている。

もっと早く行動すればと後悔したり、もう1つのルートを選んでいればと妄想したりする。

 

最近面白いなと感じたのは、

どんな選択をしても、意外と好きなものって変わらないと言うことだ。

私の場合、好きなものを好きなだけ自由にやってきた身だが

結局変わらずにあった”夢”のようなものに向けて一歩足を踏み出したのは今年に入ってからだ。

遠回りした分、人よりもできることが増えた。

豊富な知識も培うことができた。

それは、自分が多くのことに時間をかけ、手間をかけたからこそできたことだと感じる。

 

この先私に待っているのは

私と同じように”本当に学びたい”と思ったからいる人たちとの出会いなのだろう

そう考えると、人生のレールから降りた私の歪みはむちゃくちゃ面白いことになるんじゃないかって思えるのだが、どうだろうか。

 

 

夜道を歩きながら聴きたいK-HIP HOPとは

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先日、友人がプレイリストを作ってくれた話をしたが、これを機に私もプレイリストを作ってみようと思った。

 

「夜道を歩きながら聴きたいK-HIPHOP

 

K-HIPHOPはハングルの滑らかな音の響きが時として強烈なメッセージになり、攻撃的なソングを生み出す傍、メロディアスでムード溢れる色気のある雰囲気も作り出すことができる振り幅の大きさが魅力だと感じる。

SHOWME THE MONEYや高等ラッパーで見られるのはラップ特有の”ディス”が多いが、出演しているラッパーたちの楽曲は全てが攻撃的で顔をしかめるようなものばかりではない。

 

街灯だけが足元を照らす夜道に1人でイヤホンをしながら寂しさを埋めるように愉しむことができるK-HIP HOPも多いのだ。

 

『The Key (Feat. Crush)/paloalto&JUSTHIS』

2018年の3月にリリースされた『4 the Youth』からcrushとのフューチャリング曲を選曲。それぞれが別々のレーベルで活動しているpaloaltoとJUSTHISの奇跡のコラボアルバム。愛を歌ったこの曲歌詞の中に「日本語なら愛」って入ってるのがお気に入り。

 

apple box(Feat.loopy/)ANGELS』

MIKIT RAINの豪華メンバーでリリースされた楽曲。サビの部分が一度聴いたら頭から離れなくなる印象的なフレーズ。これを2曲目に入れたのはしっとりとした雰囲気のプレイリストになって欲しくなかったから。

naflaにloopyとK-HIPHOPの時代を牛耳るスターの華麗なラップが魅力。

 

『나의 땅/Bewhy』

3.1独立運動から100年が経ったのを記念して制作された楽曲。政治色の強い楽曲だけれど、それがBewhyさんらしくも感じる。

이제는 절대로 가져갈 수 없어
너와 나의 땅
の部分が詩的でBewhyさん独特の価値観や音楽性が感じられるナンバー。気が引き締まるような、心が静かになるような曲を3番目に。

 

잔소리/Dynamic duo (ft. Simon Dominic for Supreme Team)』

Ballad For Fallen Soul Part.1の収録曲。韓国を代表するK-HIPHOPアーティスト、Dynamic Duoのバラード曲を。돌아와줘となんども繰り返すのが印象的な愛の曲。ここからの曲の流れが特におすすめ。

 

『Pina Colada(Feat. Owell Mood & OLNL) /paloalto』

2018年にリリースしたアルバムから1曲選びました。paloさんは2回目かな。彼の曲を静かな夜に聞くと、なんだか不思議な気持ちになるような気がするので、ついつい選んでしまう。featで入ったOLNLがいい味を出していて、センスが溢れる楽曲。

 

『No.5 feat.Crush)/PENOMECO』

PENOMECOのEPから、crushさんとのコラボ曲を。この曲のサビがすごく好きで、プレイリストに絶対に入れたいと決めていた。「no.5」となんども呟きながら歩いたらきっといつもの帰り道も楽しくなるような気がする。ちなみに私はシャネルは付けません。

 

『PLAY ME(Feat.sik-k&PENPOMECO)/WOOGIE』

WOOGIEさんの楽曲センスの高さ、メロディアスでキャッチー、聞くひとを魅了する音楽を作る彼にsik-kとPENOMECOのコラボなんて贅沢の極み。PENOMECOが歌うサビが美しくて感傷的な気分になる。

 

『interlude/CHANGMO』

CHANGMOのこのアルバムがどうしようもなく好きで、このアルバムだけをずーっと聴き続けてしまう時もあるくらいなのだけど、夜に聞くならこの曲が一番おすすめ。

ソウルのクラブで見かけた女性が、昔の彼女によく似ていたというストーリーが面白い。

 

『Flaker/ph-1』

私にプレイリストを作ってくれた友人がph-1が好きで、私も聞くようになった。彼のいいところは、独特なフロウに人間の複雑な心情を印象的に綴るおしゃれな歌詞。耳に心地のいい優しげな声だから、夜に静けさをロマンティックに変身させる魔物なんだろうな。

 

『WHERE U(feat. 돕덕)/Loopy

Loopyの良さは彼にしか出せないボイスだと思う。サビも歌えて、ラップも人一倍上手な彼。見る人を魅了するスター性溢れる彼の曲は歌詞がシンプルで、みんなが歌いたくなる。でも、彼の曲を歌えるのは彼だけなのだとわかるのは、それだけ彼の曲が完成されているから。

 

Perfume(Feat.Nucksal)/CODE KUNST』

このプレイリストを作ろうと思ったのもこの曲があったからのように感じる。私の1番の人と胸を張っているラッパー、NucksalがフューチャリングしたPerfumeという曲。香水というタイトルなのに、ここまで言葉が詰まった歌詞に初めて聞いた時鳥肌が止まらなかった。誰もいない帰り道、彼だけの声を聞いて歩きたい。

 

『lonley&night(GRAY remix,Feat.ELO)/simon dominic』

Simon Dのセクシーな声は夜にぴったり。そろそろお家が近づいてきて、自分の生活圏に戻ってきたところで彼の曲を聞いてほしい。日常が急にお洒落になるような気がするから。抜群の楽曲センスと耳を溶かすようなラップ技術を終盤に。

 

『crack on my screen(Feat.paloalto)/GIRIBOY』

paloalto何回出てくるんだって自分でも思った。

でも、彼がフューチャリングすると曲が締まるから、どうしても選びがちになってしまう。GIRIBOYの声が、ラップが、サビが胸を打つ良曲。

 

『Still(Feat.crush)/Loco』

ラストから2曲目はLocoの曲を。locoの曲は聞くひとの耳を撫でるようなものが多くて、歌詞も誰もが一度は感じたことがあるんじゃないかっていう出来事を綴るから好き。1日の終わりに彼の声を聞くと、安心しませんか。

 

『XI(Feat.Lee Hi)/CODE KUNST』

つい最近リリースされたCODE KUNSTの新曲。

Every love is bittersweet
Bittersweet o love yea ay
We hurt we love 

の部分が耳に残るこの曲は、CODE KUNSTだから作れるんだろうなと納得する。彼の音楽は壮大でありながら、傍に起きたくなるような人間らしさのある不思議な距離感が1人で聞く間も寂しくさせない理由の一つなのだろう。

 

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